今日は、中秋の名月『十五夜』でした。
我が家でもお月見の雰囲気を味わおうと、秋の味覚とお菓子をお供えして『お月見』を楽しみました。
ここ浅川町では、古くからの風習で『お月見どろぼう』という“年に1回”の子供たちのお楽しみがあります。
なんと!ビックリ!!十五夜の日にお月見用のお供え物を、子供たちは『盗み食い』して良いのです!
昔は本当に、よそのお宅の縁側にお供えしてあるサツマイモやオハギ お団子などを“そ~っ”と頂いていたそうです…といってもさすがに現代では、よそのお宅のモノを勝手に『盗み食い』はできませんので、町内のお宅を回り『お月見ください!』と挨拶をして、お菓子などを頂いて歩くのです。
夕方お月様が出る前から始まり、小学生ぐらいまでの子供たちの『お楽しみ』の時間。「あっちのウチでもらえたぞぉ~」などと子供ネットワークを駆使して回って歩き、1軒ごとの量は少なくても沢山回って“リュックサックなどいっぱい”にして行きます。しばらくはオヤツの心配は無し( *´艸`)
現代でいうと、お菓子を頂いて歩くところが『ハロウィン』に似ているでしょうか?
こちらに嫁いでから初めて知った風習ですが、昔は近隣市町村でも行われていた。と伺いました。
しかし今では、この辺りでは浅川町だけのようです。全国的には、このような風習が残っているところはあるのでしょうか?
あ~私も子供のころ、こんな風に歩いてみたかったなぁ~…と思う『十五夜』の日なのでした。
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